看護学校を卒業後、関西地方の大学病院に就職。就任式の時に看護部長より泌尿器科病棟の勤務を命じられました。

希望は産婦人科病棟だったのに、全然予想もしていない科でした。希望って通らないものなんだ、とガックリ。

地方から出てきた私は近くに友達もいないので、唯一の救いはもう一人同期の子が配属されたことでした。

新人は先輩看護師から病棟のこと、患者のこと、手術のこと、情報収集の仕方など色々なことを教わります。

 

特有の科なので、学校で学んでいないこともたくさんありました。

まず初めの10日間程はずっと同じ先輩の後を金魚のフンみたいに付いてまわって、指導を受けていました。

先輩には、何かわからないことがあったらすぐに聞くように、とよく言われていました。

しかし新人の私は、わからないことが何かもよくわからない状況だったので質問することがあまりありませんで
した。そんな中、調べてもわからないことが出てきたので、これはどうしたら良いのですか?と勇気を出して聞いてみると、調べてください、との返事。

突き放された返答に、エー、調べてもわからないから聞いてるのに。結局何を聞いても、調べてください、

と言われるのは何でだろう。嫌われてるのかな。飴と鞭じゃなく鞭と鞭。

同期の子も、調べて、と言われるようです。質問していることが先輩からすると簡単すぎるのか、

ずれてしまっているのか。聞いても聞いても、調べて、と言われてしまうので、新人のくせにこの先輩には頼らないでおこうと決めました。