β遮断薬(ベータ・ブロッカー)は房水産生を抑制することにより眼圧を下降させる効果があります。心血管系・呼吸器系に影響を与えるので注意が必要であり、夜間に眼圧下降効果が減弱します。

 

β遮断薬の種類

チモプトール

チモプトールは製造販売は万有製薬、発売元は参天製薬となっています。 万有製薬はMSDに吸収されているため、実質的にMSD製造、参天製薬販売となっています。

緑内障、高眼圧症に効果があり、1回1滴、1日2回の点眼を行います。副作用として、めまい、頭痛などの症状があります。

処方のポイントして、0.5%チモプトールと2%ミケランの眼圧下降作用が同等とされています。

ジェネリック医薬品も多数販売されており、チアブート、チモレート、ファルチモ、リズモンなどがあります。

 

チモプトールXE

チモプトールと同様にMSD製造、参天製薬販売の製品で、チモプトールと同じ性質があります。

持続化剤としてジェランガムが含まれており、涙液と反応してゲル化します。点眼薬を併用する場合は本剤投与前に少なくとも10分間あけるようにします。

 

リズモンTG

わかもと製薬の製品です。チモプトール系と比べて、涙液層破壊時間や角膜のバリア機能の低下が少ない可能性があるという報告があります。

 

ミケラン

大塚製薬、千寿製薬の製品です。緑内障、高眼圧症に効果がありますが、副作用として異物感などがあります。

内因性交感神経刺激作用があり、徐脈が生じにくいという特徴があります。ジェネリック医薬品も多数販売されており、品名としてカルテオロール、ボロキレートなどがあります。

 

ミケランLA

こちらも大塚製薬、千寿製薬の製品です。

ある銀さんが添加されていて、薬剤が滞留しやすいという特徴があります。点眼薬を併用する場合は本剤投与前に少なくとも10分間歩ける必要があります。