高校生の女の子が急性骨髄性白血病で緊急入院してきました。

数日前から熱が下がらないため病院に診察に行くと白血病の可能性が高いということで私の働いている病院に転院してきました。

急に白血病と言われた彼女はずっと泣いていて、母親も動揺していました。

入院した時から無菌室に入室し、血液培養の採取をし、抗生剤の投与が始まりました。

主治医から白血病のこと、治療のこと、副作用のことを丁寧に説明されましたが、この状態でちゃんと聞けているのか、頭に入っているのかはわかりません。

 

私もパンフレットを使用しながら、その都度説明をしていきました。

抗がん剤投与も始まりました。とても繊細な子だったので、点滴ができるだけ見えないようにしたり、とても細かい配慮と精神的フォローが必要でした。

その子を担当する看護師には同じ対応ができるように、統一することも大事でした。

母親は娘さんの前では毅然としていましたが、無菌室を出ると涙を流して自分を責めてしまう所があったので、母親のフォローもしていきました。

抗がん剤治療が数クール終わると、骨髄移植のために県外の病院に転院しました。

一年後に彼女が元気な様子で私たちに会いに来てくれました。少しポッチャリしていた彼女は痩せたようでしたが、移植がうまくいったようです。

入院中にあまり笑顔を見せてくれなかった彼女が笑顔で来てくれたこと、母親は嬉し涙を流しながら彼女を見守っている姿がとても感動的で、

私たち看護師もみんな涙を流して喜んでいました。