消化器内科病棟に異動になりました。肝臓がんやイレウス、肝不全などの患者さんがいました。

食道静脈瘤がある人はその瘤が破裂するとビックリするくらいの勢いで血を吐き出したり下血したりすることがあります。

なので破裂した時はすぐに出血を止めないと出血多量になってしまったり、肝硬変がひどくなってしまったりします。

その治療のために入院してくるのですが、治療の前に破裂してしまい吐血した50代の患者さんがいました。医師に緊急コールをすると、すぐに内視鏡室に運ぶように連絡がありすぐに患者さんはストレッチャーで運ばれます。

運んでいる最中にも吐血や下血は続くのでオムツやガーグルベイスンを多めに持っていき、輸液は全開で血圧低下しないように注意が必要です。治療室まで運んでしまえば医師によって治療が始まるのでまずは一安心です。なので運んでいる最中が冷や冷やします。

 

1時間ほどして治療が終わると迎えに行くのですが、もう患者さんはグッタリです。鼻からバルーンの付いたチューブを挿入されて胃と食道でバルーンを膨らまして止血しています。

しばらくはベッド上で安静にしてもらい、モニター管理し、濃厚赤血球の輸血もします。

数日すると顔色も良くなり患者さんも元気になりました。医師にてチューブは抜かれましたが、患者さんはまた出血しないか不安が強かったみたいです。

あれだけ吐血したらやっぱり辛かったし、怖かったと思います。

しばらくすると、静脈瘤の結紮術を無事することができたので、少し不安は減ったけど、これからは食事もお酒も制限しないと、よーく勉強になった、と反省していました。